北見文化連盟は昨年(6月〜10月全7回)、自分史教室を開催したがこのほど、講師の文連会長を含め7人の作品を習作集「アイ」にまとめた。
教室は連盟に自分史に関する相談が数多く寄せられたことから、作るヒントになればと開かれた。
自分史の書き方には年代順に書く方法と、年代順にとらわれず、心に残っている人や出来事を随筆のように書く方法があるが、今回は年代順にとらわれないで書くことにした。
受講者は「書くことで忘れていたことが思い出せた」「飾らず、正直に書くことに心がけた」という。タイトルのアイは「私のアイ」と「相」の意味が込められている。
作品では子どものころ、夢中で防空ごうに避難し、赤々と燃えるまちを見て戦争の恐怖を強く感じ、二度と悲惨な戦争をしてはいけないと思ったこと、夫が亡くなり、孫におじいちゃんの生き様と足跡を伝えたいという女性の思いなどがつづられている。 (成)