オホーツクフリーペーパー経済の伝書鳩


北見政治・社会
掲載日=2008/06/18
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「北見市の不条理許せない」
貯水タンクの清掃工事代金支払求め
 市内の旅館経営者、市長相手に少額訴訟

 北見市内の旅館経営者が17日、神田孝次北見市長を相手に、昨年6月の大規模断水によって生じた損害の賠償を求める少額訴訟を北見簡易裁判所に起こした。工事業者に支払った貯水タンクの清掃代金約3万7千円余りの支払いを市に求めたもので、断水に関連した訴訟は昨年12月に続き2件目。
断水の損害賠償訴訟2件目

 訴えを起こしたのは同市北3西6で有限会社信濃屋旅館(26室、宿泊定員50人)を経営する男性(57)。

 訴状によると、昨年6月23日に起きた断水で、同旅館に設置している約2立方メートルの貯水タンクに汚れた水が入ったことから、同月25日、清掃事業者の立ち会いのもと、企業局に問い合わせた。その際、企業局の担当課長が「復帰による代金は北見市で受ける」と回答したため、すぐ清掃工事を行い、3万7275円の工事代金を支払った。

 7月4日に工事代金の請求書を市企業局に持参したが、9月になって職員2人が同旅館を訪れ、「責任は負えない」として請求書を返却してきた、という。

 男性は17日、記者会見し「市の不条理は許すことができない。払うと言ったり、払わないと言ったり、心を痛めた。これまでの経過と請求書の返却は認めがたい」と、少額訴訟に踏み切った理由を述べた。

 訴えるかどうか迷っていた昨年12月にそうごうメンテイス株式会社の代表取締役(故人)が工事代金の支払いを求めて少額訴訟を起こしたことで男性は「勇気付けられた」と話している。 

 同旅館では貯水タンクの清掃のほか、タンクに水を入れる管についている弁が詰まったため、別の事業者が修理しているが「弁の修理代金の請求書は、こちらが要求しても来ない」と男性は話している。   (粟)

図…上が昨年の工事業者の場合、下が貯水タンク所有者の男性の場合


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