昨年の道内の食中毒発生件数は45件、患者数1472人で、このうち気温の高い6〜9月は12件、患者数は210人となった。細菌・ウイルス性の食中毒が9件で、そのうちサルモネラ、腸炎ビブリオ、黄色ブドウ球菌が各2件。
年間61件と多発した平成18年は同期間に28件の食中毒が発生し、そのほとんどが細菌・ウイルス性の食中毒だった。
サルモネラは、主に食肉や卵などの畜産品、その加工品が感染源となる。腸炎ビブリオは主に生鮮魚介類やその加工品。黄色ブドウ球菌は、手で直に触れて調理するおにぎりや仕出弁当などに多い。近年は、食肉が原因となるカンピロバクターによる食中毒も増えている。
保健所は日最高気温28度以上が予想される場合などに食中毒警報を発令。食中毒予防の三原則は「清潔」「迅速・冷却」「加熱・殺菌」。同保健所は「消費期限を確認して新鮮なものを購入し、冷蔵庫の詰めすぎには注意を。調理の際は十分に加熱し、調理後は室温に長く放置しないこと」と呼びかけている。(柏)