大崎選手は今年3月、北京五輪男子マラソン代表選考レースの「びわ湖毎日マラソン」で日本人トップの3位に入った。2時間8分36秒の好タイムで、代表枠3人のうちの1人に選ばれた。
同マラソンの翌日、NTT西日本の清水康次監督は、北京五輪の直前合宿を網走で行う考えがあることを同市教委に伝えた。大崎選手は16日から7月4日まで第一弾の網走合宿を行い、その後は7月12日から同18日、8月8日から同19日にわたり網走で汗を流す。北京五輪男子マラソンは、8月24日に行われる。
市役所を訪れた大崎選手は、出迎えた大場市長に対し「北京五輪に向けいい状態で臨めそうです」と、網走合宿の状況を説明していた。
昨年に続き2度目の網走合宿となる大崎選手は「気候はもちろん、トラック、プール、勾配の多い道路、サイクリングロードなどがあり30キロ、40キロといった距離別の練習をしやすいのが魅力です」と評価していた。
北京五輪では「中途半端な気持ちで走りたくない。金メダルを取る気持ちで臨みたいです」と気合十分だ。
網走では、ほかの男子マラソン代表選手の尾方剛選手(中国電力)と佐藤敦之選手(同)も直前合宿を行う。「ライバルでもあり同じ日本代表チーム。2人が網走で合宿してくれることは心強く、いい刺激になりますね」
同席した清水監督は直前合宿地を網走に決めた理由について「北京五輪だからといって特別なことはしたくなかった。今まで通り環境に恵まれた網走で調子を整えたい」と話していた。
大場市長は「五輪代表選手が直前合宿の地にわがまちを選んでくれたことで、さらに『網走』の知名度が高まります」と喜び、メダル獲得に期待を寄せていた。 (大)
写真…大崎選手(左)と清水監督