5年前、当時の3年生が卒業し、部員が数人となり、その後も増加はなく休部状態が続いていた。しかし、4月に同校に着任した教諭(27)が監督に就任し、野球好きな生徒達に呼びかけた。
監督は遠軽高校の野球部員時代、留辺蘂高と対戦した経験があり「当時は強豪校のイメージがあり、休部のままでは伝統が途切れる」と野球部の再始動をめざした。熱心な声かけによって入部した7人に加え、テニス、ゴルフ、弓道、柔道の部員ら5人が大会出場のために一時的に部員となった。
このうち経験者は地元の野球少年団に所属していた選手(1年)だけ。毎日3時間の練習を重ねながら、怖がっていた硬式球にも慣れ、実戦力を身につけている。6月に入り、十勝管内の士幌高校との練習試合では、14対14の引き分けに持ち込む、善戦を見せた。
監督は「選手達は初心者ながらも、勝ちたいという思いが強く、厳しい練習にも耐えています。わずかな準備期間ですが、持てる力をすべて試合に出したい」と語っている。
初戦の相手は小清水高校で、プレーボールは25日午前9時。 (斉)