携帯電話やインターネットの子ども達への影響など社会問題をテーマに取り上げて、北見北中学校PTAの研修会が20日夜、同校で開かれた。保護者ら50人が参加。最近の事件を踏まえ「子ども達に何が起きているのか」「その時どうしたらいいのか」を聞き、安全対策について再認識した。参加した保護者からは、いわゆるフィルタリングの有効性や学校裏サイトについて不安の声が上がった。
同PTA研修部が企画し、同校の校長が「問題はどこの学校でも起きている。家に帰ったら今日の研修内容を話して」とあいさつ。北見警察署生活安全課の少年係長が講師を務め「メール、インターネット被害にあったら…子ども達の安全は今」をテーマに、教材DVDの上映を交え研修した。
講師は携帯電話について「私達の日常生活に欠かせないもの」と前置きし、子どもに持たせる場合には「家庭内で決め事を作っておくことが大事」「子どもが一人でかってに判断しないこと」などと家族の話し合いや警察などに早く相談することの大切さを語った。
参加者からは「(有害サイトを制限する)フィルタリングをするとインターネットにつながりづらいと、店の人が勧めなかった」「学校裏サイトは今やどの中学、高校にもあると聞いたが」などと質問が上がり、講師は「ちょっとした冗談のつもりから事件は始まる。悪ふざけでも『自分が送られたら』と送信ボタンを押す前にもう一度考え直して、とお子さんに話して」とアドバイスした。
参加した母親は「まず親が現実をしっかり把握することが大事ですね」と問題意識を新たにしていた。 (寒)
◇道警などが勧める親子チェックシート
【インターネット接続時のルール】
□フィルタリングを利用する
□知らない人からメールが来た場合は親に報告する
□掲示板やチャットでは、知らない人に返事を書かない
□ホームページや掲示板に他人を傷つけるような内容を書き込まない
□ホームページやプロフを作った場合は、必ず親が内容をチェックする
□ネット上で知り合った人とは絶対に会わない