この日、職員2人が数千匹が飼育されている美里にある男性の池で網ですくってバケツで運んだ。寄贈されたヤチウグイは体長4〜7センチの1〜3年魚で、中にはお腹が膨れ、産卵間近な個体もいた。
待ちかねた5年1組の29人の子ども達が水槽の前に集まった。同課の課長が「昔は北見にたくさんいた魚ですが、今では見つけるのもたいへんな希少な魚です。みなさんで大切に育てて下さい」と子ども達に呼びかけた。
子ども達は水槽に入れられたヤチウグイを見て「へえー、こんなの見たことない」「何をたべるのかな〜」「ヌマチチブとケンカしている」など、興味深げに見入っていた。
1組の担任の教諭は「紋別の小学校時代、子ども達の学習教材にと、周辺の水辺をかなり探しましたが見つからず、こんな形で出合えるとは。子ども達に飼育してもらい、学習の役に立てたい」と喜んでいた。
寄贈した男性は「ヤチウグイが役立ってよかった。これからも地域の生き物を大切にする気持ちを育んでほしい」と話している。 (澄)
写真…興味深げにヤチウグイをのぞき込む北小の子ども達