部員数が足りず今大会に出場できなかった、遠軽郁凌高校の5人の全野球部員が道高野連北見支部に招かれ、始球式を行った。来春の閉校が決まっており、公式戦で着る試合着はこれでたたむ。バッテリーを組んだ同校の主将(3年)と選手(同)は「いい思い出になります」と笑顔を輝かせた。
第一試合に臨む選手とスタンドで観戦するファンからも惜しみない拍手が送られた。
打者1人と守備4人で"出場"し、投手を務めた主将は「いっぱいの人の前で、力が入り過ぎました」とワンバウンドの投球。「でも気持ち良かった。野球っていいなと改めて思いました。やっぱり試合したかったです」と最後は若者らしく本音も。監督は「部員達にとってこの一球が今後の人生に大きな自信になると思う」と関係者に感謝していた。 (寒)