国内女性ランナーとして初めて日本陸連公認のフルマラソンコースを走破した先輩の偉業に再挑戦しようと、札幌学院大陸上部の女子選手が22日、網走市役所を起点にした42.195キロを駆け抜いた。
昭和50年、同大の前身で札幌短期大学の陸上部員と元部員6人は、網走市役所から女満別町(現・大空町)を往復するフルマラソンに挑戦し、完走した。当時、国内において女性がフルマラソンを走ることは非常識とされており、同短大女子部員らの快挙を経て、網走市は国内女子マラソン発祥の地とされている。
当時の指導者でもある同大の笹岡征雄教授は「今年は五輪イヤーでもあることから再度、女子マラソン発祥の地を現在の部員に走ってもらい、当時の先輩の挑戦に思いを巡らせてほしい」と、希望者を募った。賛同した5人の部員が来網し、笹岡教授らの見守る中、ゴールをめざした。
4人の部員は、3時間40分台で見事完走した。笹岡教授は「一緒に力を合わせ、力を出し切ってくれ感無量です」と話していた。(大)