野鳥の子育て真っ盛り−。バードテーブル常連のヒヨドリが北見市内の男性(69)の庭で子育てを始めた。ふ化したばかりのひな4羽がピーピーとエサをせがみ(写真下)、親鳥は飛び始めた虫集めに大忙しだ。
5月下旬にヒヨドリ夫婦の巣作りが始まった。「庭に巣とは珍しい。頑張れ」と、男性が毛糸や麻ひもなどをカットして周囲に置き、巣作りをサポートした。毎日、親鳥がいなくなったすきに巣を観察。すると、6月10日までに4個の卵を産み、22日にふ化した。
親鳥は虫捕りに飛び回る毎日。人や猫が近づくと、「キーキー」と警戒の鳴き声を上げるが、男性が2メートル離れた窓越しに姿を見せてもおびえる行動は見せないという。
ひなは8月の巣立ちまで大口を開けて「えさ、ちょうだい」の"信号"を送り続ける。男性は「4羽とも無事で育ってほしい」と、天気や野良猫に注意をはらいながら見守っている。 (澄)